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釣具メーカー図鑑 #01

アピア(APIA)現場主義を貫く、大阪発のソルトルアーブランド

シーバスロッド「風神」で名を上げ、ルアーでも“ほかにない形”を次々と出してきたメーカー。特徴・本拠地・創業者・プロスタッフ、そして人気のルアー・ロッド・グッズをまとめました。

シーバスヒラスズキメバルルアーロッドグッズ

基本データ

社名株式会社アピア(Apia co., ltd.)
本拠地大阪府大阪市
創業者宇津木 氏
得意ジャンルシーバス、ヒラスズキ、ライトゲーム(アジ・メバル)、ショアジギング
代表ロッドフージンZ、フージンRS、グランデージ
代表ルアーパンチライン、ハイドロアッパー、ラムタラ、ドーバー、ビットブイ
人気グッズガネット(ライフジャケット)、ランディングシャフト、ベンチュラ(リール)
ブランドコピーAngler’s Utopia
公式apiajapan.com / YouTube「アピアTV」

※代表者・所属アンバサダーは変わることがあります。掲載前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

アピアの3つの特徴

1シーバス界に嵐を起こした「風神」シリーズ

2002年、飛ばすことに特化したシーバスロッド「風神号」を発売。これが業界でも先駆けの存在となり、以後「風神」はアピアの看板シリーズに。今もシーバス・ヒラスズキ用ロッドの定番として名前が挙がります。

2徹底した現場主義

全国のプロスタッフやテスターが実際の釣り場で「欲しい」と感じた道具を形にするのが開発の軸。納得できなければ発売直前でも作り直すといわれるほどで、カラーもスタッフが地元フィールドで考案したものが多く並びます。

3他社にない形のルアー

逆向きリップで水面直下をキープするハイドロアッパー、平たい頭で流れをつかむパンチラインなど、見た目からして個性的。それでいて理屈の通った形なので、ハマる場面では代わりが効きません。2016年にはメガバスとの業務提携も発表されています。

代表的なプロ・テスター

アピアでは、所属アングラーを「アンバサダー」と呼んでいます。全国のフィールドで製品を使い込み、開発にも関わる顔ぶれの一部を紹介します。

村

村岡 昌憲(むらおか まさのり)

シーバス/東京都

日本有数の激戦区・東京湾奥を代表するプロアングラー。経験と理論を武器に全国で活動し、数々のロッドやルアーのヒット作を生んできました。YouTube「マサッチ釣りチャンネル」を運営し、fimo・ブルーブルーの代表も務めます。

主な使用ロッド:Foojin'Z HIGH ROLLER S103ML/EVE-RUN S86ML お気に入り:bit-V26、AILED'ORE115F

濱

濱本 国彦(はまもと くにひこ)

シーバス/香川県

四国を代表するプロアングラー。川の流れを読むドリフトの釣りを得意とし、タイリクスズキやアカメなどトロフィーサイズを数多く仕留めてきました。近年はロッド・ルアーのタックルプロデューサーとしても活動しています。

主な使用ロッド:Foojin'Z SUPER SEVEN S77MH/BEAST BRAWL S93MH お気に入り:LAMMTARRA130FL、BALEINE160FL

R

RED中村(中村 祐介/なかむら ゆうすけ)

シーバス・ヒラスズキ/千葉県

雑誌やテレビの取材で全国を巡り、各地の釣り場に精通するプロアングラー。干潟や河川のウェーディング、磯のヒラスズキを得意とし、シーバス以外ではタナゴ釣りにも詳しい一面も。2015年には自身のルアーブランド「ポジドライブ ガレージ」を立ち上げました。フージンZ 6thの「FLOW HUNT」は彼の監修モデルです。

主な使用ロッド:Foojin'Z CRAZY CARRY S108MH/FLOW HUNT S91ML お気に入り:HYDRO UPPER90S、HYDRO UPPER SLIM100S、BAGRATION

金

金丸 竜児(かなまる りゅうじ)

ライトゲーム・ロックフィッシュ/福岡県

一年を通して尺メバルを狙うライトゲームのスペシャリスト。アコウやアカハタなどのグルーパーゲーム、エギングもこなします。2016年に自身のブランド「ルーディーズ」を設立し、CAD/CAMを使いこなすルアーデザイナーとしての顔も持ちます。

主な使用ロッド:GRANDAGE LEGACY STAY GOLD S66L-HS/GRANDAGE BRUTE BULL CHASER S96H ほか

安

安田 ヒロキ(やすだ ひろき)

シーバス/東京都

横浜出身、東京湾をホームにする注目のアングラー。デイ・ナイトを問わない多彩なアプローチに定評があり、バグラチオンの高速巻き「バグる!」を発表したことでも知られます。2021年には自身のルアーブランド「レガーレ」を立ち上げました。

主な使用ロッド:Foojin'RS LYNX S93M/VIVOGUE S96ML+ お気に入り:BAGRATION、PUNCHLINE MUSCLE95、bit-V26

中

中井 佑一郎(なかい ゆういちろう)

シーバス/兵庫県

アピアの広報とアンバサダーを兼任。大阪北部を中心に、都市部をランガンで攻めるアーバンスタイルを得意とします。APIA TVの「すすめ!アピア広報室!!」を担当し、全国のランカーシーバスに挑戦中です。

主な使用ロッド:Foojin'Z FLOW HUNT S91ML/ANGEL SHOOTER S96M お気に入り:AILED'ORE115F、BALEINE160FL

アピアの人気ルアー5選

アピアのルアーはサイズ違いのシリーズ展開が基本。まずはシリーズごとの「得意なこと」を押さえておくと選びやすくなります。

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人気ルアー 01

パンチラインシンキングペンシル

456080マッスル80マッスル95130

平たいヘッドで水流を受けやすく、シンペンなのに「今どこを泳いでいるか」が手元に伝わりやすいのが最大の特徴。巻くとS字を描くようにスラロームし、ドリフトにもフォールにも使えます。

45はメバル、80は河川・港湾のシーバス、肉厚のマッスルは飛距離重視のオープンエリア、130は磯やサーフのヒラスズキ・青物まで。サイズで守備範囲がはっきり分かれているので、ステップアップしやすいシリーズです。

✅ まず1本なら:パンチライン80(80mm/13g)。シンペン入門にも◎
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人気ルアー 02

ハイドロアッパー浮上型シンキングペンシル

55S90S

普通とは逆向きについたリップで、沈むのではなく浮き上がろうとするシンペン。重さがあってよく飛ぶのに、ただ巻きで水面のすぐ下をキープできます。トップには出きらない、でも普通のシンペンでは深すぎる──そんな「狭間のレンジ」専用機です。

難しいとされるハクパターンのほか、イナッコ・サヨリ・バチなど表層ベイトを食っているときに強い一本。55Sはメバルのプラッキングにも使えます。

✅ まず1本なら:ハイドロアッパー90S(90mm/16g)
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人気ルアー 03

ラムタラドリフトミノー

ラムタラバデル105バデル130

「巻きすぎ注意」が合言葉の、流れに乗せて使うリバーシーバス用ミノー。巻き抵抗を感じない程度のスローで、ラインを先行させながら流し込むのが基本です。

タングステンを足した「バデル」は水をしっかりつかみ、デッドスローでも泳ぎが破綻しにくいモデル。「ランカーキラー」の異名を持ち、河川のナイトゲームで根強い人気があります。

✅ まず1本なら:ラムタラバデル130(130mm/20g)
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人気ルアー 04

ドーバーミノー(シンキング/フローティング)

82S99F120F

クセが少なく、誰が投げても同じように泳いでくれる“基準ミノー”。82Sは港湾で使いやすいシンプルなシンキングミノーで、耐久性にも定評があります。

120Fは潜行レンジ60〜90cmとヒラスズキのおいしい層を素直に引けるロングセラー。サラシの中でも暴れにくく、太軸フックに替えても浮力を保つ設計です。

✅ まず1本なら:港湾は82S、磯は120F(120mm/18g)
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人気ルアー 05

ビットブイ(BIT-V)メタルバイブ

12g26gほかウェイト展開

小粒なボディでよく飛ぶメタルバイブ。巻けばタイトに震え、リフト&フォールでも姿勢が崩れにくいので、使い方を選びません。

12gは48mmの小型ボディでシャローや小場所のピン打ち、マイクロベイト対策に。26gは広範囲をテンポよく探りたい夏のデイゲームで出番が多いモデルです。

✅ まず1本なら:ビットブイ26(55mm/26g)

※スペックは代表的なサイズ・ウェイトです。リニューアル等で変わる場合があります。

ルアーのレンジ早見チャート

水面50cm1mボトム
ハイドロアッパー
パンチライン
ラムタラ
ドーバー
ビットブイ

※目安です。モデル・巻き速度・流れ・ラインの太さで変わります。

アピアの人気ロッド3選

アピアの看板はやはりロッド。フラッグシップの「フージンZ」、その技術を手の届く価格に落とし込んだ「フージンRS」、汎用性重視の「グランデージ」と、価格帯と役割がはっきり分かれています。

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人気ロッド 01

フージンZ(Foojin'Z)シーバスロッド/フラッグシップ

最上位カーボン100%NANO JOINTSiC-Sガイド

2022年にフージンADからフラッグシップの座を引き継いだ、アピア シーバスロッドの最高峰。最新の東レカーボン、チタンフレームのSiC-Sガイド、2ピースの弱点だった継ぎ目を解消する独自の「NANO JOINT」を搭載し、1ピースに近い曲がりを実現しています。

45°クロスのカーボンシートで成形する「X-FORCE100」もこのシリーズで初搭載。メーターオーバーのシーバスやアカメを想定した強いモデル(S92H:ルアー10〜63g)まで揃います。

✅ こんな人に:道具の性能に妥協したくない、ランカー・ヒラスズキを本気で狙う人
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人気ロッド 02

フージンRS(Foojin'RS)シーバスロッド/ミドルクラス

全12モデルM40X・T1100GX-FORCE1005年保証

フージンZの「X-FORCE100」製法を受け継いだミドルクラス。東レ第3世代カーボン(M40X/T1100G)を主軸にしたピュアカーボンブランクで、6〜7割の力でもしっかり飛ぶのが持ち味です。

港湾向けのSPRINGER S88MLから、万能機VIVOGUE S96ML+、サーフ用、ベイトモデルまでスピニング10+ベイト2の12機種。5ピースの遠征モデルもあり、生産終了後5年まで回数無制限の免責修理が付くのも安心材料です。

✅ こんな人に:初めての“いいロッド”を探している人。迷ったらVIVOGUE S96ML+

👉 全12モデルのスペックは フージンRS 全モデル紹介&スペック一覧 で詳しく解説しています。

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人気ロッド 03

グランデージ(GRANDAGE)ソルト汎用ロッド

STDXDライトゲーム富士工業Kガイド

2018年に登場した、シーバス・フラットフィッシュ・青物・ライトゲームまでカバーする汎用シリーズ。極端なテーパーを避けた素直な調子で、初心者でも扱いやすいのが魅力です。

シーバスやヒラメ向けの「STD」、ライトショアジギングや青物プラッギング向けの「XD」、アジ・メバル用のライトゲームモデルと用途別に展開。全モデルに富士工業のステンレスKガイドを採用し、糸がらみのトラブルを抑えています。

✅ こんな人に:1本でいろいろな釣りをしたい人、アピアの入門ロッドを探している人
フージンZフージンRSグランデージ
位置づけフラッグシップミドルクラス汎用・入門
得意な釣りシーバス・ヒラスズキ(ランカー)シーバス全般シーバス・ヒラメ・青物・ライトゲーム
おすすめ上級者中級者〜初心者〜

アピアの人気グッズ3選

ロッドとルアーだけでなく、ウェアや小物、リールまで「現場で欲しいもの」が揃うのもアピアの強み。特に人気の3アイテムを紹介します。

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人気グッズ 01

ガネット(GANNET)フローティングベスト(ライフジャケット)

バリスティックプラス浮力7.5kg以上

ロックショア向けに作られた、ロッドワークを邪魔しないシンプル構造のフローティングベスト。背面が大きなメッシュになっていて、夏場でも蒸れにくいのがポイントです。

シンプルな「バリスティック」と、ルアーボックスが1つ入る薄型ポケットを足した「プラス」の2タイプ。ポケットは蛇腹構造で、使わないときはすっきり収まります。

⚠ 国交省の型式承認(桜マーク)は付いていないモデルです。船釣りなど桜マーク付きが必要な場面では使えません。
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人気グッズ 02

ランディングシャフトタモの柄(ギャフ兼用)

LS-450XD小継ギャフ兼用固着防止

ブリやヒラマサ、クエなどの大物を想定した、剛性と強度の高いランディングシャフト。小継タイプで持ち運びやすく、固定ギャフなら10kgまで対応するので、タモとギャフを1本でまかなえます。

伸ばしたときのシャキッとした張りが好評。一方で、強さと引き換えに「少し重い」という声もあります。

✅ こんな人に:堤防・磯で青物や大型魚を狙う人
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人気グッズ 03

ベンチュラ(Ventura)スピニングリール

25 VenturaLT4000-CXH限定モデル

グローブライドの全面協力で作られた、アピアのシーバス用スピニングリール。2025年モデルは約10年ぶりの進化版として登場した限定モデルです。

フルメタルのモノコックボディでパワー・剛性・耐久性を確保し、マグシールドとベアリングを多く配置した滑らかな巻き心地はフラッグシップ級。4000番のコンパクトボディ(自重240g、ギア比6.2、最大ドラグ12kg、PE1.5号200m)で、港湾・河川・外洋まで対応します。

✅ こんな人に:フージンと合わせて“アピアで揃えたい”人

※グッズの仕様・在庫は時期によって変わります。購入前に販売ページでご確認ください。

最初の1つの選び方

迷ったらこの組み合わせで
  • 港湾・河口がホーム → パンチライン80+ハイドロアッパー90S
  • 川でランカーを狙いたい → ラムタラバデル130
  • 磯に通う → ドーバー120F+ガネット
  • 初めてアピアのロッドを買う → グランデージ。ステップアップするならフージンRS

よくある質問

アピアはどこの国のメーカー?

日本のメーカーです。本社は大阪市にあります。

フージンZとフージンRSの違いは?

フージンZがフラッグシップ、フージンRSはその製法(X-FORCE100など)を受け継いだミドルクラスです。最高性能を求めるならZ、性能と価格のバランスならRSが選びやすい位置づけです。

初心者でも使える?

使えます。ルアーならパンチライン80やハイドロアッパー90Sは「投げて巻くだけ」で狙ったレンジを通しやすく、ロッドならクセの少ないグランデージが入門に向いています。